酷暑を乗り切る!京都・貴船で念願の流しそうめん体験しました
一度は経験してみたかったこと。
それは何かというと「貴船で流しそうめん」
貴船っていうと夏の京都を語る上では外せない場所なんです(知らんけど)
この貴船では夏になると川床が出てきて、綺麗な川の上で食事を楽しめるという風物詩のようなものが体験できるんですよ。
でもこの川床での食事、基本的にお高い…(´Д` )
でも貴船といえばやっぱり川床は外せないし…。
という人にオススメなのが「流しそうめん」なんです。
今夏、この念願の貴船で流しそうめんを体験してきました♪
夏と秋の貴船には極力車で行くな
前回貴船を訪れた際は叡山電鉄に乗って貴船口で降り、そこからバスに乗ってまた歩いて貴船神社の近くまで行ったのですが、今回は車で。
車で近くの駐車場に止められたら最高と思いながらどんどん山の上の方へと向かったのですが、これが失敗。
夏のこの時期になると観光客も多く、駐車場がどこもいっぱいです。
それにこの貴船という場所は道が狭いのなんの。対向車がお互いに譲り合いながらでないと進めない道なのです。途中お店の人も「ここまできて止まって〜」と誘導してくださったりしているんですが、それでもやはり車がすんなり通るには時間もかかってしまいます。
あまり運転に自信がない人には試練の道。
しかも途中でUターンすることも不可能で、一番奥の駐車場のスペースを借りてUターンをし、再び細い道へと戻っていかなければなりませせん。
タイミングが合えば駐車場に止めることも可能ですが、そのタイミングを見計らうのも至難の技。
そう、夏の貴船は車で行くことはあまりオススメではありません。
これは秋の紅葉の時期にも言えること。
とにかく観光の時期というのはそれを踏まえて行動することが必須です。
流しそうめんが体験できる「ひろ文」
さて、無事に一番下の方にあった駐車場に止めることが出来たので、そこから再び山の上の方を目指して歩いて行きます。
いくら涼しい場所とは言っても夏の京都。今年の酷暑もあって歩いていると暑くてうなだれてしまいますね。
途中に前回訪れた貴船神社を通り過ぎ、さらに上へ上へと登って行きます。
そしてようやくたどり着いたのが、今回目当てのお店「ひろ文」です。
このひろ文の名物は何と言っても「流しそうめん」。川床で涼みながら流しそうめんが出来るなんて風情ですね。
流しそうめんについては予約を行っていないので、当日受付のみになります。
店前にあるブースで先に支払いをすませ、待ち番号が書かれたうちわを受け取ります。入り口前に今呼ばれている番号が記載されているので、それを確認しながら、自分の番号がきたら入場するというシステムになっています。
料金はひとり1,300円で、午前10時の時点で雨天の場合は流しそうめんの営業は中止のようです。
私が訪れたのは12時半くらいだったのですが、その時点で受付番号が86番とかでした。ちなみに私の時点で大体2時間待ちとかでした。平均待ち時間は3時間ほどとのこと。
それまではお店の前にいても仕方がないので、貴船神社に参拝したりしながら時間を潰します。途中にカフェもあるので、歩き疲れた人はそちらでゆっくりと休むのもいいかもしれません。
とにかく時間が過ぎるのを待って、やっと自分の番号も入場可能になっていたので、いざ出陣!
最高の景色の中での流しそうめんは格別!
入り口から細い階段を降りて川床のところにきました。
降りてすぐのところで流しそうめんが行われ、その奥の場所では次やその次の人たちの待ち合い場所のようになっています。
さっきまで暑くてダウンしていたけど、やっぱり水の力ってすごい!体感温度が低くなった感じがしました。
とにかく呼ばれるまま移動をし、ついに私の番が!
目の前にはこんな素敵な滝?が。これだけでもいい体験できたなと感じてしまいますね。
そして、肝心の流しそうめんはというと、こんな感じに3つのレーンがあり、それぞれの団体に「ここのレーンから流れてきます」と説明されます。なので、一気に食べられるのは3団体ってことになりますね。
目の前の机にはおつゆとデザートの抹茶のわらび餅が配られます。
そしていきなりそうめんが流されてきて流しそうめんがスタート。油断大敵です。
あ〜、流しそうめんなんて懐かしい〜
と、懐かしさを感じながらとても楽しい時間を過ごせます。めちゃくちゃ楽しかった!
3人で訪れたので、それぞれ一人ずつそうめんをすくって食べる形だったのですが、意外と次々と流されてくるので、一瞬たりとも目を離してはいけません。
動画を撮りたいと思っている人なんかは、あらかじめ準備万端で構えておかないと慌てふためいてしまいます。
どんどん流されてくるものを口に運んで、最後にピンク色の梅のそうめんが流されたらそこで終了となります。
この梅のそうめん、今までの普通のそうめんを流すスピードで流れてくると思ったら、3人分ポンポンポンと流されてきたので要注意です。
とにかく景色も最高だし、楽しい時間が過ごせたので、そうめんに1,300円は高いと思っていたけど納得の金額です。
ただひとつだけ、、、
おつゆが薄かった…
流しそうめんなので十分に水をきれないままおつゆにつけることになるので、最後の方になるとおつゆの味がはるか遠いです。笑
毎年5月〜9月、AM11:00〜PM16:00まで流しそうめんの営業をされています。
2018年は9月25日まで。
1回体験出来たからもういいかなって感じですが、楽しかったのでとてもいい経験になりました。家族や友達とワイワイ楽しめちゃいますよ♪
夏の京都は驚くほど暑いですが、貴船は涼を感じられる場所なので機会があれば行ってみてください。
【お店情報】
京都貴船 料理旅館 ひろ文
住所 : 〒601-1112 京都市左京区鞍馬貴船町87
TEL : 075-741-2147
営業時間 : 11:00〜21:00(入店は19:00迄)
流しそうめんは11:00〜16:00
定休日 : 12/30,31,1/1(その他は不定休)