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【関西人あるある】関西人が標準語だと思って使っている関西弁~vol.1

 

 

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前回、関西人あるあるとして「関西人がよく使う10の言葉」についてまとめたのですが、意外と反響が良かった!!

 

ですので関西人あるあるシリーズ第2弾をやっていきたいと思います。

 

第2段は「関西人が標準語だと思っている関西弁」について。

関西人がこれをみたら、きっと標準語だと思っていたという言葉出てくると思いますよ。それでは、レッツゴー!

 

 

 

 

ほる(捨てる)

 

一般的には「ほる」は“穴を掘るのほる”だと思いますが、関西ではものを捨てるときに使ったりします。もちろん「捨てる」も使いますが。

 

 

「それ、ほっといてー」

 

と言われると「それ、放置しておいて」という意味にも取れますが、「それ、捨てといて」という意味にもなるのがややこしいところ。前後の分脈やシチュエーションで聞き分けてください。

 

 

 

なおす(片付ける)

 

これは私も長年標準語だと思っていた言葉です。

関西では、片付けることを「なおす」ということが多いです。

 

関東出身の上司に「それなおしといてもらってもいいですか?」と伝えたところ、なかなかなおしてもらえなくて…。

 

なんでだろうと思ったら、「なおす=故障してるものを直す」という意味で捉えられていたみたいで、故障しているものなんてないのに何を言ってるんだという風にすれ違いが起きていたみたいです。

 

ここで初めて「なおす」という言葉が標準語ではないことに気づきましたね。

 

 

「○○なおしといたで」は「○○片付けといたで」と「○○直しといたで」の2パターンあるので注意しましょう。

 

 

 

ミンチ(ひき肉)

 

冗談でしょ?ミンチって全国共通じゃないの!?

 

関西でもひき肉という表記をされているところは多いのですが、たまにミンチ表記にも出会います。

 

 

 

押しピン(画びょう)

 

ポスターなどを壁に貼るときに使う画びょうのことを「押しピン」と呼びます。

私は画びょう呼び派だったのですが、押しピンでも通じますね。関西人以外の方はどうですか?

 

 

 

行きしな、帰りしな(行く途中、帰る途中)

 

「行きしな、帰りしな」使いませんか?

これも標準語ではないと知って驚いた言葉のひとつ。

 

「行く途中で、これ買ってきてー」って言うの口が疲れますよね。

やっぱり「行きしな、これ買ってきてー」の方が口の滑りがなめらか。そう思いませんか?

 

しかし「行きしな、帰りしな」の「しな」ってどこからきたんでしょうね。謎です。

 

 

 

あて(おつまみ)

 

お酒のあての「あて」が標準語ではないって本当ですか?

「なんかお酒のあて買って帰ろ」と日常的に使うので、もはやおつまみと使うことのほうが少ないかもしれません。

 

 

 

蚊に噛まれる(蚊に刺される)

 

蚊に刺されることを「蚊に噛まれる」と言ったりします。

たまに「噛まれる」と「刺される」がどちらが正しいのか分からなくなります。

 

ちなみに全国区で見てみると「蚊に食われる」という言い方もあります。

関西でも「蚊に食われる」という表現をする人もいますが、関西・中国四国地方で「蚊に噛まれる」という表現がよく使われるみたいです。

 

「うわっ、蚊に噛まれたんやけどー」

 

「えー、血ぃ吸われたん?」「血ぃ吸うたろか」

とか意味のわからないことを言ってくるおばちゃんもいます。

 

 

 

ぐねる(ひねる、捻挫)

 

手足首がひねったり捻挫したりすることを「ぐねる」と言います。

グネッと折れ曲がる様子からおそらく「ぐねる」と表現されたのでしょう。

 

「足ぐねったから歩かれへん」

「首めっちゃぐねってなってるやん」

 

 

 

モータープール(駐車場)

 

これは大阪弁クイズなどでもよく出題される言葉の1つです。

関西圏以外の人が「モータープール」と聞くと「モーター」と「プール」に言葉を切って考えるからプールなどの施設だと考える人が多いみたいですね。そりゃ何のことかわからんわ。

 

プールにはもともと「集まる」という意味があるので、モーター(自動車)が集まる場所ということで「モータープール」と付けられたとのこと。

 

ちなみにモータープールという呼称は大阪で一般的に使われているので、同じ関西圏でも通じない人がいます。

 

 

 

お造り(お刺身)

 

お刺身はそのままでも使われますが、「お造り」として言われることもあります。

 

もともと武家社会では「切る」という表現が縁起が悪いとされていたので「切り身」のことを「刺身」「お刺身」と呼ぶようになりました。

 

その後関西にも「お刺身」が広まったのですが、関西の中でも京都では特に「刺す」という文字も縁起が悪いとされており、「造り身」から「お造り」と表現されるようになりました。

 

 

また、「お造り」はただの切り身のことだけでなく、松皮造りや昆布じめなどのひと手間加わった料理のことも指すようです。

 

居酒屋などのメニューにも「お造り3種盛り」などと表記されていることが多いです。

 

 

 

くくる(束ねる)

 

ものを束ねるときは「くくる」と言うことがしばしば。

 

いらない新聞を紐で束ねたり、髪の毛をゴムで束ねるときも「くくる」と言うので「束ねる」と言う言葉はほとんど使いません(個人的見解)

 

 

 

めばちこ(ものもらい)

 

ものもらいの言い方は地方によって違うのは有名ですね。

 

北海道では「めっぱ」

宮城や岩手の一部では「ばか」

北陸や九州では「めもらい」

熊本は「お姫さん(おひめさん)」

中国四国では「めぼ」「めぼう」

愛知では「めんぼう」

京都・滋賀や四国九州の一部では「めいぼ」

岐阜では「めこじき」

 

などなど。

 

「ものもらい」が日本だけでこんなにも呼び方に違いがあるなんてびっくりです。

 

ちなみに関西では「めばちこ」が一般的ですが、主に大阪、奈良、和歌山、兵庫、そして岡山あたりが使っているみたいです。

 

ものもらいMAP - ものもらい(麦粒腫)の呼び方 | ロート製薬: 商品情報サイト

 

 

 

さし(定規)

 

学生の頃によく使っていた定規は「さし」と呼ぶこともあります。

「さし」と略す場合もあるし「ものさし」と言う場合も。

 

定義を調べてみると「定規」は直線や曲線を引くときに使うもの、「ものさし」はものの長さを測るときに使うものとの区別があるみたいです。

 

まあ、どっちの使い方もするのでどちらも正しいということですね。

 

 

 

さぶいぼ(鳥肌)

 

「さぶいぼ」は寒くて出てくるいぼのことを表しています。

大阪弁としてだけでなく但馬の方言としても知られていて、但馬地方では「寒い」と言う言葉が「さぶい」と濁ったりも。

 

「寒くて鳥肌が出てる」が「さぶーてさぶいぼが出てる」と表現されるみたいですよ。

 

実際にさぶいぼを使っている人はいますが、若い世代には体感としては鳥肌のほうがよく使われている気がします。

 

 

 

 

関西人が標準語だと思って使っている言葉って意外とあるんですね!

私も「なおす」など標準語だと思って使っていたものもあるので、めちゃくちゃびっくりしています。

 

まだまだあるので、次の記事も楽しみにしておいてください♪